洗濯機の値段相場は何円？｜一人暮らしの平均価格やドラム式洗濯機の金額も

日常生活に欠かせない家電、洗濯機。一人暮らしを始める際には必須のアイテムです。洗濯機は縦型とドラム式洗濯機をはじめさまざまな種類があり、どれを選んだらいいか迷いますよね。また洗濯機は安い買い物ではないので、自分の予算に合った製品を選ぶのが大切です。

洗濯機の相場は、選ぶ洗濯機のタイプ・容量・必要な機能などにより大きく変わります。たとえば、一人暮らしなら5kg以下の縦型洗濯機となり、2〜3万円が相場です。また、6人以上の大家族の場合の金額は安くても10万円は超えます。購入場所によって値段は異なるので、平均価格をチェックしておけば、いくらなら高いかもわかります。

本記事では、自分に合った洗濯機の選び方と価格・相場を解説します。最後におすすめ商品12選も紹介します。一人暮らしや引っ越しで新しく洗濯機の購入を考えている方や、買い替えを考えている方はぜひ参考にしてください。

一人暮らしや二人暮らしなど、少人数の洗濯物を洗濯する時は、必然的に縦型洗濯機になります。ドラム式洗濯機はサイズが大きい製品が多く、場所も取るためです。一人暮らしの場合は5kg以下の製品を選びましょう。1万8000円～3万円が相場。コンパクトでコスパもいいので人気です。

また、二人暮らしの場合は6kgの製品がおすすめです。2万円を切る製品が減り、3〜4万円台が相場となります。

家族の人数によって最適な洗濯機の容量は異なります。家族全員の洗濯物をまとめて洗濯する場合や、布団など大きいものを洗う場合は適したサイズより大きめのサイズを選ぶのがおすすめです。人数別の最適容量と相場は以下の通りです。

7kgまでは乾燥機能がついていないものが多く、それが安さの理由にもなっています。縦型洗濯機が主流ですが、7kgを超えると数は少ないですがドラム式洗濯機も販売されているので、選択肢にいれてもいいかも知れません。

6人以上の洗濯物や、とにかく大容量の洗濯機が欲しい場合は10kg以上の洗濯機を選んでください。主にドラム式となり、16万円ほどが相場となります。大容量の洗濯機は価格帯が幅広く高いものでは20万円を超える場合もあります。

縦型洗濯機でも10kg以上の製品の展開はされていますが、種類は少ないです。事前に店舗に確認するのがおすすめ。12万円ほどが相場となります。

乾燥機能の有無は忙しい一人暮らしや主婦の方におすすめな機能です。縦型洗濯機は7kgを超えると乾燥機能がついた製品があります。しかし縦型は、洗濯機の下に衣類が沈んだまま乾燥されるうえ、乾燥温度が高く衣類が傷みやすいのがデメリット。

一方ドラム式洗濯機は、ドラム内部を回転させながら風を当てるので衣類が傷みづらいです。また、衣類が乾く時間も短縮できるため、縦型より相場は高くなりますが、乾燥機能が欲しい場合はドラム式洗濯機がおすすめです。

忙しい中家事をこなさなくては行けない人は、お手持ちのスマートフォンと洗濯機を連携させる「スマホ連携機能」がついた製品が便利です。外出先からでも操作ができたり、洗濯完了後にスマホにお知らせがくる機能がついていたりするものがあります。

スマホから洗濯状況の確認もできますよ。機種によってスマホと連携させてできることが変わってくるのでしっかりチェックしましょう。

洗濯槽を毎回自動で掃除する機能や、ドラム式タイプで必要になる面倒なフィルター掃除を自動で行う機能がついている製品もあります。身に着ける衣類や布団を洗う洗濯機は常に清潔に保ちたいもの。長く清潔に使いたい場合はお手入れが楽になる自動お掃除機能が付いているかを確認して選ぶのもおすすめです。

洗濯機には主にドラム式洗濯機と縦型洗濯機の2種類のタイプに分かれます。2つの主な違いは洗い方です。ドラム式はたたき洗い、縦型はもみ洗いを行います。相場は容量によって変わりますが、縦型よりドラム式の方が金額は高く、2倍以上になるケースもあります。

以前はドラム式は洗浄力が弱いと言われていましたが、今は縦型とさほど変わりません。2つの違いについて詳しく表にまとめたので参考にしてください。

洗濯機は高額な買い物です。できるなら少しでも安く手に入れられたらと考える人もいるかもしれません。ここでは、洗濯機をなるべく安く買う方法をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

ボーナス商戦といった言葉があるように、ボーナス時期である6月・12月は大型の家電製品が安くなる時期です。ボーナスは通常の販売月より会社やメーカーの売り上げ目標が高く掲げられるため、値下げの交渉がしやすい時期とも言えます。

値下げ以外にポイントを還元したり、イベントを開いたりと何かとお得な時期になります。洗濯機が発売されてから半年くらいたった商品が、ちょうどボーナス時期にかかるものがおすすめです。

ボーナス時期以外に狙い目なのが年度末にあたる3月です。ボーナス時期と同様、決算日までに売り上げを達成したいといったお店側の思惑があります。価格交渉もしやすいタイミングなので、大手家電量販店の決算月を狙って買う方法もありです。3月が決算月なら中間決算の9月もチャンスです。

3月が決算月の企業が多いですが、お店によって異なりますので下記を参考にしてください。

【大手家電量販店の決算月】

• ヤマダ電機…3月
• ケーズデンキ…3月
• ヨドバシカメラ…3月
• エディオン…3月
• ビックカメラ…8月
• コジマ…8月

家電製品は次々と新しいモデルが発売されます。洗濯機も新しい商品が出た時が安くなるチャンスです。新しい商品が発売されると、旧モデルは型落ちになります。店側としては旧モデルは売り切ってしまいたいため、割引になるケースが出てくるのです。

メーカーや商品によって異なりますが、新製品でも1～2ヶ月経つと徐々に値引きされます。さらに2～3ヶ月経つとさらに安くなる場合があります。ただ、人気のシリーズは値下げされた直後に売り切れになるものもあるため、こまめにチェックが必要です。

大型家電で、結構なお金を払う必要がある洗濯機。しかし｢人が前に使っていた｣や｢中古ならではの洗濯機の劣化｣を気にしないのであれば、中古の洗濯機を買うのもおすすめですね。

なぜなら縦型洗濯機は容量問わず1～3万円ほどで買えますし、ドラム式洗濯機も4～9万円で大体の中古品を手に入れられるからです。しかし、中古品の中では｢状態が劣悪な洗濯機｣もたまに見かけるので、なるべく｢新品に近い動作をする洗濯機｣を選びましょう。

ここまでは洗濯機の価格や相場、世の中で人気の低価格洗濯機を紹介してきました。では、買ってはいけない洗濯機はあるのでしょうか？

結論から言うと、買ってはいけない特定のモデルなどはありません。大手メーカーのものであるならば、開発段階でさまざまな検討が重ねられているからです。消費者の私たちが機能面で不安を持つ必要はありません。

しかし、洗濯機を買う際に失敗してしまう場合もあります。それは、自分の生活スタイルに合わない製品を買ってしまった時です。具体的には、

• 容量
• 大きさ
• 機能

が生活スタイルに合っていないと、せっかく買った洗濯機を使いこなせない可能性があります。以上の点に気を付けて洗濯機を選べば、満足感の高い買い物ができます。

洗濯機を購入する際は、事前に寸法を測っておく必要があります。とくにチェックすべきポイントは、横幅と高さの2点です。設置場所に入るかどうか・搬入経路に通るかどうか、しっかり確認してください。

詳しく知りたい方は、記事の下にあるリンク先ページでサイズや搬入で気を付けるべき点を解説しているため、参照してください。

今回は洗濯機の相場について解説していきました。一人暮らしの方は洗濯機が欲しい場合は、最低限の機能だけついた縦型洗濯機が相場が安くおすすめです。本記事を参考に自分の環境や欲しい機能に合った製品を、買ってよかった洗濯機だと思えるよう選びましょう。